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叔父と久しぶりに再会し、入院費を立て替えた二週間後、叔父は息を引き取りました。
私の顔を見て、少しホッとしたのでしょうか。そう思うことがあります。
そこからが本当に大変でした。
叔父の身辺整理、持ち家の売却、各種手続き…。相続権のない私が、なぜか走り回る立場になっていました。
いろいろな申請や手続きを進める中で、待ち時間が増えました。
その時間が、結果的に「自分の家庭のこと」「これからの生き方」を考える余裕を与えてくれたように思います。
今振り返ると、デイトレードは私にとって、投資の中でも一番難しい手法だったのかもしれません。
リアルタイムで判断し、瞬時に決断しなければならない世界。
不安症な性格の私は、どうしても考え込んでしまい、判断が遅れることが多々ありました。
その結果、損切りもできず、悪循環に陥っていたのだと思います。
YouTubeで他の方のトレードを見ていると、「自分にもできそう」と思ってしまいます。
でも、現実はそんなに甘くありませんでした。
もし私でも簡単にできるなら、周りの人はみんな億り人ですよね(笑)。
自分の年齢を考えると、デイトレードで失敗して貯金を減らしている場合ではない、ということにも気付きました。
若い頃なら、まだ取り返す時間があったかもしれません。
しかし今回の叔父の件を通して、老後の生き方や終活について考える、いいきっかけになりました。
妻とも話し合いました。
「またイオンの株主優待で、紙コップ一杯のコーヒーを飲みたいよね」
そんな何気ない一言から、再び株と向き合う方向性が見えてきました。
高値づかみしていた株はマイナスでしたが、すべて売却し、いったん現金化することにしました。
ただ、叔父の件で、これから先どんな出費があるかわかりません。
そのため、すべてが落ち着くまでは、トレードはお休みすることにしました。
デイトレードから距離を置いたことで、ようやく見えてきたものがあります。
お金だけでなく、時間や心の余裕も、大切な資産なのだと。


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